DecimalやAmericanなどブックメーカーのオッズは表記の仕方によって見方が違います。
オッズはいくら賭けたら、いくら利益が出るのかすぐに計算ができるように自分にとって
見やすい表記にしておくのが良いです。
そこで、今回はブックメーカーのオッズの表記の見方について解説していきます。
主なオッズの表記方法
ブックメーカーのオッズの主な表記方法は以下の3つです。
- Decimal(デシマル)
- Fractional(フラクショナル)
- American(アメリカン)
全部の表記の見方は覚える必要はありませんが、1つずつ解説をしていきます。
Decimal表記の見方
Decimalは日本の競馬や競輪などでも使われているオッズの表記方法で、
日本でもよく使われているオッズの見方です。
例えば、
1.61倍に10000円ベットしたとして、勝った場合は16100円のリターンがされ、利益はプラス6100円となります。
計算は、(1.61-1)×10000=6100円となります。
オッズから1を引いた数字とベット額をかければ利益の計算ができます。
Fractional表記の見方
Fractionalの表記は主にイギリスで使われており、日本人にとっては馴染みがない表記方法になります。
例えば、5/4のオッズに10000円ベットする場合は、リターンは22500円となり、利益は12500円となります。
計算方法は、5÷4×10000=12500
となります。
オッズの数字を割り算をして計算をしないといけないので、パッとすぐに利益の計算がしづらい表記方法です。
American表記の見方
Americanの表記方法はアメリカで使われており、ネガティブ(-)とポジティブ(+)で表記されます。
マイナス記号(-)が付いている場合は、100ドルの利益を得るためにはいくら賭けないといけいかを意味し、
プラス記号(+)が付いている場合は100ドルのベットで得ることができる利益を表しています。
まず、ネガティブ(-)の計算の例を出してみます。
この試合のOver1.5のオッズは-150となっており、100ドルの利益を出したいのであれば、150ドルを賭ける必要
があるということを意味しています。
-150ドルのオッズに150ドルベットすると、250ドルのリターンとなり、利益は100ドルとなります。
次に、ポジティブ(+)の計算の例です。
この試合のUnder1.5のオッズは+110となっており、100ドルをベットした場合、リターンは210ドルで利益は
110となる計算です。
日本人にはDecimal表記が一番分かりやすい
オッズの表記方法の見方を解説しましたが、Decimal表記以外のオッズの見方は
日本人にとっては馴染みがなく、見づらいと思う人の方が多いと思います。
オッズの表記方法が違うだけで、得られる利益はどれも一緒なので、
倍率で一目で分かりやすいDecimalでオッズはチェックするのが一番良いと思います。
オッズ2倍なら、ベットした額分の利益が出るなといったように、日本人にとっては
計算がしやすいと思います。
特にこだわりや理由がないのであれば、無難なDecimal表記でオッズを見るようにするのがおすすめです。